はじめに
Pythonとは「読みやすいプログラミング言語」を目的として開発された言語です。近年は人工知能(AI)の分野でも注目されています。
Pythonには
- 分かりやすくプログラムを記述することができる
- 実行するのが楽
- モジュール(拡張機能)が色々とある
- プログラムの記述が短い
- 高級言語
といった特徴があります。 Pythonは情報の学習容量にも採用されるほど初心者にもわかりやすい一方で、「将来性のある言語」として認められており、非常にコスパの良い言語といえるでしょう。 それではチュートリアルをはじめましょう。
Pythonの実行環境の構築
本来はパソコンにPythonをインストールして実行環境を構築するのですが、ここでは構築の簡単なONLINE PYTHONを利用します。 ONLINE PYTHON
実際に使ってみる
ONLINE PYTHONのページを開き、表示されたテキストエディタの内容を消して以下のコードを入力してください。
print("Hello World")
それでは、テキストエディタの「Run」ボタンをタップしてみましょう。 下の枠に「Hello World」と表示されたら成功です。これは基本的な実行方法ですのでここでおさえておきましょう。 ちなみに、この表示部分を「コンソール」と言います。
基本的な文法
ここでは、Pythonにおける命令や条件分岐、繰り返しについて学習していきます。
プログラムの中で#に続く部分は「コメント」です。コンピューター側にはコードとして認識されず、実際の実行には影響しません。つまり、なんでも書き放題ってことですね。
print()
print("Hello World")
#実行結果
#Hello World
この命令は、コンソールに数、文字列、変数などを出力する命令です。
print()の括弧の中に出力したいものを入れて使います。
input()
input("今日の天気は?")
#実行結果
#今日の天気は?
#(入力することができる)
この命令は、print()と同じように括弧内のものをコンソールに出力しますが、その際に相手に入力することができます。
また、入力されたものを変数に代入することもできます。
変数に関する解説は後ほど行います。
weather = input("今日の天気は?")
print(weather + "なんですね〜")
#実行結果
#今日の天気は?
#晴れ(自分で入力)
#晴れなんですね〜
こんな雰囲気です。